OSTRICH 輪行用エンド金具(142mm/12mmスルーアクスル用) 魔改造!

2021年12月29日

久しぶりのブログ更新
自転車はボチボチ乗ったりパーツをいじくったりしていたのだがブログを書く時間がなかなかとれなかった。年末になってコロナで会えなかった人にあったりなどのイベントがひと段落したのでこ少し休憩コーヒータイムにちびちびやりながらブログを書くのであった。

はい秋の某日、OSTRICH輪行用エンド金具(スルーアクセル用)を買いました。
ディスクロードでも輪行したいのです。
輪行なて行為は日本だけの作法なので輪行したいときはこの日本製の金具を使うしかありません。世界で唯一これ一択です。

なのですが、結論から言いますと。非常に使いづらいです。
左右に5㎜厚のワッシャーを使うのですが・・・こいつが曲者で・・・
脱着の時にスルーアクセルを抜くとポロポロと地面に落ちます。
落とさないようにするには両手で慎重に扱わないといけません!
そんなこと駅前のざったな中でやってられません!
ワッシャーが落ちて側溝の溝に落ちてしまったらもうその日は終了になります。
2530円のこのパーツもただのゴミになります。

ということで工作魂に火がついてしまい魔改造しましたのでごらんください。

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開封時はこんな感じです。


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説明書・・・時がちいさくてオジサンにはつらいですが・・・なんとか解読


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このように左右にワッシャーが必要らしい。


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新旧のエンド金具を並べてみました。


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新型も9㎜の穴があいてます。どっちも使えそう


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多分 新型でもクイックリリース使えるでしょう



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とりあえずマニュアル通りに装着してみます。
まずワッシャーをつけます。


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つぎにアルミの板を通します。


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真ん中のアルミのパイプを通します。
もうこの時点で両手がふさがてます。カメラで撮影が難しくブレブレです。


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反対側にワッシャーをつけてスルーを通す。カメラはブレブレ


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はい、装着完了。
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スルーを絞めこむと 金具が緩むことはありません。強度は信頼できそうです。


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では分解します。スルーを抜きます。

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ぽろっとな、ワッシャーとパイプが落ちていきました。
これは大問題です。地面に落ちたらどこに転がっていくかわかりません。
すでにこれで泣いた人が何人もいそそう。よういに想像できる。


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なんでこれ別パーツなんだ?理解不能


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でもってこのパイプ重すぎる。ありえない。made in Japanもここまで落ちたか。
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パイプだけで75g


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全部で約140g 重すぎですね。

てなわけでここからは魔改造編↓
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まずは、エポキシでワッシャーを接着します。楽勝ですね~

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1日乾燥させて、完璧にくっ付きました。
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金具を折りたたむときにワッシャーが干渉してしまうので穴を開けす。

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金属用のドリルで穴を開けてリーマーで穴を広げます。
エンド金具の素材はアルミなので手作業で簡単に出来ます。



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更にヤスリでクリアランスを調整していきます。
ぜんぜん簡単。


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出来ました!

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と思いきや。ワッシャーがポロリと取れた。


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その後もう一度エポキシで接着したが圧がかかるとワッシャーが取れてしまった。どうやら柔らかいアルミ素材と硬いエポキシは圧がかかると愛称が悪いようだ。

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ということで次は弾力性のある接着剤に変更。
(セメダインSUPER X)500円くらいします、
実験すること数日、ここまでで3日くらいかかってます。

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無事接着完了。こんどは調子よさそう!
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1日乾燥させて無事完成しました。(こんなものに4日くらいかかってる)

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苦労のかいあって今度はサクッと装着できます。

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両手がフリーになるのでチェーンをシャフトに引っかけることができます。
こうすると輪講時にチェーンがフレーム当たる事がありません。これ重要!


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ちなみにチェーンを触りたくないので↑これ使ってます。すごく便利です。
【サイクリスト レスキュー ツール】チューンフック ボトルオープナー キーフルダー 550円
という商品・・・名前なが
これも日本ならではの商品だと思いますが、これがなかなか隠れた名品ですよ~。

https://www.rinprojectshop.com/SHOP/5074.html

 

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